KYOTO
About
禅利について
日本酒を、京都から世界へ。
伝統をつなぎ、多様性を認め、
世界を変える。
「日本酒業界の多様性を認め、世界を舞台とする次世代のイノベーションを生む」――そんな想いを込めて。
個性とは、その蔵、その土地、そこに宿る人々――
これらが合わさった必然から生まれます。
禅利は、京都産の酒米・水を使用し、この土地に住む人々と、伝統産業である日本酒造りを未来へと繋げていきます。
誰も飲んだことのない、個性を生かした革新的な日本酒を通して、
多様性を認めた伝統の新たな価値を、京都伏見の地から世界へ発信します。
本気で戦う人たちが忙しい日常の中で禅利を通して「禅の精神が宿るような時間」を過ごし、日本の伝統的な「侘び」「寂び」の美しさを感じていただけるように。
自分の心と向き合い「本来の自分」に立ち返る時間を届ける事が出来たら。
そんな「禅」への想いを込めた日本酒です。
Philosophies
禅利の哲学
1.350年の伝統と革新
延宝元年(一六七三年)創業。
禅利は、江戸時代から三五〇年続く、京都の老舗の酒蔵で誕生しました。
長い歴史の中で、「手造り」一筋で受け継がれてきた伝統の技術をつなぎながら、新しい技術を融合した次世代の日本酒をつくり続けていきます。
また、伝統産業である日本酒の魅力をこれからの未来に残すために、同時に世界へと繋げていくために、最終的には一次産業(米を中心とした農産業)、二次産業(酒造業)、三次産業(観光産業)を包括しながら、京都に貢献していきたいと考えています。
2.京都、テロワール
わたしたちは、日本酒の個性というものは、その蔵やその土地、住む人々によって生み出されるものと考えています。
禅利は、京都の米、京都の水、そしてそこに住む人々の手によってその土地ならではの個性を引き出し、その個性が存分に楽しめる味わいを生み出していきます。
そして、この伝統産業である日本酒造りを未来へと繋げていきます。
3.禅の思想
禅の思想とは、「今」という時間に意識を向けることです。
忙しい日常の合間に、「禅利」の時間を楽しむ。
己の心と向き合い、「本来の自分」に立ち返る時間を作ってほしい。
無駄なものをそぎ落とし、本来の姿と向き合う事で、「本当に大事なもの=本質」を見ることができます。
本質的なものはいつの時代も広く残っていく――
禅利が生み出す日本酒には、そんな禅の精神の想いが込められています。
4.「侘び」と「寂び」
千利休が確立し、その後あまたの茶人が受け継ぎ、磨き上げていった「侘び」と「寂び」の美しさ。
閑寂の中にも美や繊細さを見出したデザインで、新しくも伝統的な味わいを目指しています。
目に映る部分の形や美しさだけでなく、そこに潜む本質の美を、感じて欲しい。
5.進化の過程、限定生産
わたしたちは、進化し続けます。
商品を多く販売することがゴールではありません。
ビジョンを実現するために、多くのチャレンジと失敗を繰り返していきます。
その試行錯誤の道を、禅利の哲学に共感する方と一緒に歩み続けたいのです。
だから、大量生産は出来ません。
たった一本でも美味しい日本酒がうまれたら、誰かの人生に届けたい。
美味しい日本酒を作るために、革新的な進化をし続けていきます。
Taste
禅利の味わい
圧倒的な透明感のある味わいは、数々の繊細な工程から導かれたものです。
精米から始まり、人の手による数キロ単位での洗米や秒単位での浸漬。そして麹作りの温度管理など、数えきれないほどのチャレンジを重ねました。
これらのチャレンジを諦めなかったからこそ、この究極の透明感にたどりついたのです。